FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

こんなことがありました。part1

 こんなことがありました。

 お客様から依頼があり、「和解が設立したので、相手方弁護士と連絡をとって書類を集めて欲しい」とのことでした。ところが、その弁護士にこちらがいくら電話やFAXしても応答が無く、やっと面談の約束を取りつけても直前にキャンセルされ、とにかく手続きが遅れに遅れました。

 それが、ある日突然、その弁護士から連絡があり、「依頼者が来るので書類を貰ってほしい」ということでした。この機会を見逃すと次回はいつになるか分かりませんので、私はとにかくすぐその弁護士の事務所へ向かいました。

 その事務所につき、部屋に通されますと、すでに相手方依頼者が数人待っており、矢継ぎ早にいろいろな質問をされました。質問が重なるにつれ、依頼者側がその弁護士への不信感で一杯であることに私は気が付きました。終いには、今回の和解が成立するまでのその弁護士の対応に対する見解を私へ求めるような内容も含まれていました。

 私という人間は、その依頼者側からすればむしろ訴訟相手側の人間なので、その私へ意見を求めるということですから、どんなにその弁護士へ不信感を抱いていたかが分かります。

 私は、関係書類を受領するに当たって、その書類の内容や必要性は説明できるが、和解の内容やその成立に関わる立場ではないので、そもそもそれ以上のことは説明も意見も述べる立場でないことを説明し、その場は納得してもらいました。しかし、正直に言うと、その和解の内容は、その依頼者側にかなり不利な内容で、その弁護士がどうしてそのような内容で和解したのか不思議でなりませんでした。

 もっとも、依頼者側の意思も一枚岩ではなく、依頼者側とその弁護士とのやりとりも非常にちぐはぐな感じでした。この辺のコミュニケーションのズレが、結局は、完全敗訴に近いような内容の和解に繋がったのであろうと思われました。

 なかなか機会も少ないので難しいかも知れませんが、ケースによってはなるべく複数の専門家と相談してみるなど、少しでも信頼出来る専門家を捜す努力は必要だと改めて認識した事件でした。

テーマ : 行政書士
ジャンル : ビジネス

MENU
FC2カウンター
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。