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こんなことがありました。part2-1

 こんなことがありました。

 ある方が遺言を残されましたが、私書証書であったため、家庭裁判所の検認手続が必要でした。

 検認手続を経て、やっと遺言書の内容が確認できたのですが、その内容は、〇〇マンションの〇〇号室を義理の娘に遺贈するとの内容でした。

 ここで問題となったのが、
 ①この「〇〇マンションの〇〇号室」という表現は、不動産を特定出 
  来ているのか?
 (他の部屋のことかも知れない、ということ。)
 ②土地の持ち分も移転可能か?
  ※ マンションには、必ず付随する土地の持ち分があります。今回
    は敷地権化され、土地の持ち分の権利移転は、居宅の権利移転
    に自動的に付随するものでした。
 ③ポンプ室などの共有建物が漏れており、果たして、この〇〇マンシ
  ョンの〇〇号室という部屋の記載で、共有建物の相続まで可能なの
  か?
ということでした。

 役所と相談したところ、①②については、疑義はあるが、認められる可能性がある。③については、共有建物はあくまで独立した別の不動産であるから、その遺言書の内容では相続の対象とはならない、とのことでした。

 共有建物が取得できなければ不動産の権利としては不完全なので、いろいろ検討した結果、結局その義理の娘さんは遺贈を放棄し、孫である法定相続人が全て相続しました。

 その孫は、その義理の娘さんの子供だったので、円満に進めることができたのですが、もしこれが遠い親せきや犬猿の仲の親せきの間で起きていたら、すんなりと解決するのは難しかったと思います。
 →遺言の方法

 

テーマ : 行政書士
ジャンル : ビジネス

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